ワルサーP38の銃把グリップを替える


 八年前に掲載したマルゼンワルサーP38、射撃用の性能はいいのですが、銃把グリップがプラスチックでして、それを木製に替えてみました。
 で、最初にアルタモント社製を買ったのですが、これは本物を流用したそうでそれはいいことかも知れませんけど、加工と取り付けが難しいんですよね。上手く弾が出るようにならないんです。そうしたらキャロムショットから無加工で取り付けられるのが出ていて、ちょうど少し安くなっていたので、迷った末に買い替えることとしました。まずは、下を御覧下さい。



 最初に着いていた銃把グリップ。プラスチックではあるが、中に金属を入れてあって重みがある。もちろん、射出性能は良い。

 アルタモント製(現在、メーカーのカタログに見つかりません。アマゾンとかにはあるんですが)。何でも実銃用らしい。螺子を始めとする部品は全て付いていますが、加工と調整が難しく、私にはうまく着けられませんでした。まあ、そのうちモデルガンでも買った時の為に、とっておきます。

 キャロムショット製。値段は高いが、調整がいらない。ただし、螺子が付属せず、元々の純正螺子では短過ぎて簡単に着けられません。これについては下記参照。

 問題は上記のように、キャロムショット製には螺子が付いていなくて、純正の螺子では短過ぎるんです。それでホームセンターに買いに行ったら、今度は頭が大き過ぎて入りません。仕方なく、改造することになってしまいました。
 左の写真は、元々ついていた螺子を嵌める穴の金属部です。これの底が分厚いので、どうしても螺子が届きません。そこで螺子の頭が自由に通るように、削っておきます。これが結構大変でしたが、電動やすりで何とかやっつけます。
 それから穴の中には右のようにワッシャーを嵌めて強化しますが、これまた螺子が通りません。またまたぶつぶつ言いながら削りました。
 こうして完成したのが、一番上の写真です。右のプラスチック製より感じはいいのですが、もっと黒くてもいいかな。油でも塗ればいいんでしょうが、ニスは止めておきます。

 でもなあ。こんな加工、みんなやってるのかなあ。どうやって取り付けてるんだろう。螺子を付けてくれれば、済むことなのに。

宇宙暦52年10月21日



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