GL-MT300N-V2報告

宇宙暦52年8月2日(木)最終更新
これ以後、GL-AR750に移行致します。


 GL.iNetGL-MT300N-V2は、平文のWi-fiを中継して暗号化してくれるという優れ物の持ち運びルーターです。公共無線LANはしばしば暗号化されていないし、そうでなくとも同じLAN内に色々な端末が入ってくる訳で、何かと問題があります。このルーターを使えばそのような問題は解決し、更に外出先で自分のLANを組むことが出来るので、ホテルなどで便利です。
 ということで、此処でちょっとした報告をしておくことにします。主な使い方は説明書に譲るとして、この場は最初のコツと、各所の無線LANで使えたかどうかを一覧にしておきます。ただ、当然無線LANについては向こうの仕様が変わることもありますので、昨日は繋がったのに今日は繋がらない、明日はまた違うといったことも起きるかも知れません。あくまで参考として下さい。

 さて、全体的な外観は上写真の通りです。この黄色は好みが分かれるかなあ。何だか、新幹線のドクターイエローを思い出しますよね。で、左の様に有線のWANとLANを一つずつ持っています。このWANはどうやら無線WANと併用出来るようで、どちらかが切れても互いに補完するみたいです。マイクロUSB端子は電源用で、電池でも作動可能。これは外では有り難い機能です。
 右写真のUSB端子はデータメモリの挿入用で、簡易NASになります。私はバッファローRUF3-PS64G-SVを挿しています。このような小さいメモリなら、持ち運びにも邪魔になりません。ただし、暗号化等をしっかり出来るメモリーでない場合、余り大切な機密事項等は持ち歩かない方がいいのは言うまでもありません。出先で簡易に文書をやり取りする目的に使うか、ホームページの原文のように漏れてもまずくないデータにすべきでしょう。
 ということで、ルーターとしての一通りの機能はある訳で、一応家庭で使うことも出来ます。ただし5GHz帯が使えないとか、それ以外の性能はぎりぎりみたいですから、普段使いには力不足かも知れません。ゲームなんかにはどうかなあ。私はやらないからよく判らないんです。動画くらいなら普通に見られるようだけど。
 それ以外の欠点としては、

    ・ 無線中継経由の速さはそこそこです。ホテルなどでユーチューブくらいなら見られるかいうところ。基本的には充分なんですが。
    ・ 東京都のフリーWi-fiなど、ログイン型の公共無線LANでしばしば繋がらない。というか、Wi-fiそのものは接続しているらしいんだけど、ログイン画面に進めず認証に失敗するものがある。これが最大の欠点。
    ・ たった一回だけですか、ホテルのWi-fiがWEPだった時は使えませんでした。WEPを暗号化無しと認識してしまい、パスワードが入れられないんです。それにしても、今時WEPが残っているとはなあ。
    ・ 端末との間は暗号化出来るけど、その先、つまりこれと公共Wi-fiの間がどう飛んでいるのかは不明。もしかすると平文?

 やはり、ログインに失敗するWi-fiがあるのが一番困ります。一旦一つの端末で成功すれば、あとは手持ちの全ての端末で使えるので、これさえなければなあ。

 では、実際編。

 まずはとにかく、コンピューターからルーターの設定画面に入ります。この辺りは説明書もしくはこちらを御覧下さい。といいたいところなんですが、この段階でちょっとしたコツがあります。設定画面に辿り着くにはブラウザで「192.168.8.1」に行くだけなんですが、この時スマートフォンのようにそれ自体が接続の機能を持っている機械の場合、上手く繋がらないことがあるんです。だから此処では、SIMカードを一時的に止めておく必要があります。公共無線を検索する時も同じです。
 で、パスワードとかを設定するのですが、この時SSIDとパスワードを自宅のルーターと揃えておきます。こうしておくと、外出先にクロームキャストやアマゾンのファイヤーTVを持っていけばそのまま自動で繋がるので、設定し直すことなしにすぐ使えるようになります。これは、ホテルなどで動画やその日に撮った写真を見るのに便利。上記のように、そのくらいの使い方なら充分な速さを持っています。また、当然個々のコンピューターや携帯電話も自動的に繋がりますから、家族全員もホテルのSSIDに設定することなしに使えるようになる訳です。因みに私は、これが使えない場合も鑑みて、携帯電話のティザリングもSSIDとパスワードを揃えてあります。
 問題は、こうしてしまうと家で繋げたい場合家庭のWi-fiと競合してしまい、どちらに接続するのかわからなくなってしまう(大抵は、電波の強い方)点。明示的にこれに入りたい場合は、有線LANケーブルを使う方が確実です。この場合も、上記と同じように、その端末自体がネットに繋がる機能を持っていると上手く行かないので、無線LANやSIMカードは止めておきます。
 後は有線WAN端子か、無線LANを検索して、外のネットに接続します。此処でちょっと、あれ? と思うのは、公共無線LANに接続が完了すると、しばらくの間端末との接続が切れる点です。すぐに繋がるんですが、何だかぎょっとします。で、その後、公共無線LANが暗号化されている時は、パスワードを設定すれば大抵問題なく使えます。有線ならもちろんそのまま。問題は、上記のように暗号化されていない無線LANで、ログインを必要とする物です(ログインなしなら問題なし)。此処でしばしば失敗します。それが最大の問題点。
 という訳で、以下に実際公共Wi-fiに繋いでみた結果を一覧にしておきます。先に書いた通り、これは絶対ではありません。結果が変わったら出来るだけ更新しますが、あくまで暫定とお考え下さい。

 何とはなしにアイウエオ順。速さはベンチマークテストではなく、体感です。同じ物でも、日によって変わり得るので。また、飛んでいる電波が5GHz帯でそもそもつかまらない所は省略しました。

名称
可否
プロバイダー
暗号化
ログイン
速さ
確認日
備考

 とりあえず、通信販売等で三千円以下ですし、喫茶店系ではだいたい成功しますから、データ通信量に心配があり、外出の多い人なら充分お薦めと言えるでしょう。

宇宙暦52年8月2日(木)最終更新


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