ワルサーP99


 あれ、蚊が飛んでる。どうも今年は蚊が多いな。でも、銃の的にはならんしな。

 あ、どうも。今回はワルサーP99です。どうもこの銃、前にも買っていたらしく、それは壊れちゃったんですが、こうしてあと二丁も買っているところを見ると、好きなんですね。ルパン三世で有名なP38より好きです。

 さて、上三枚の写真はマルゼン(ホームページが見つかりません。ないんでしょうか)のムービープロップシリーズから、デザートサンドセットです。ムービープロップと言っておきながら、何かの映画に出たわけではないみたい。サイレンサーとライトが、ケース付きでセットになっています。
 感じは大変良く、高級感があります。これはデザートサンドとやらの色が良いのと、要所要所に金属が使ってあるせいでしょう。もった感じもずっしりとして、気分良し。発射準備が出来ると、左写真のように赤いポッチが飛び出します。

 実際に撃ってみたら、結構大きな音が出て弾が出ました。ブローバックだから当然ですが、この音はサイレンサーである程度軽減されます。ところがところが、このサイレンサーが曲者くせものなんですよ。
 装着した方の写真を見ると、結構サイレンサーが長いですよね。つまり、弾がまっすぐ出ないと内部にぶつかって、割れたり傷ついたり、場合によってはサイレンサーを壊します。現に私のは、致命的ではありませんが、内張りのスポンジの一部が剥がれました。
 でも、可変ホップアップの調整は、一々上部スライドを外さなくちゃ出来ません。故に、最初の調整に可也手間がかかります。私は試行錯誤を繰り返すうちに、随分ガスを無駄にしました。
 それに、ガスの温度差や残り具合なども弾道に影響しますので、あんまりバカバカ連続撃ちしてもいずれぶつかります。にもかかわらず、一番下の写真のように、ライトを付けてサイレンサーなしはバランスが悪い。上手くいかんもんですな。

 ライトは期待しなければまあまあ。出来れば発光ダイオードを使って欲しかったけど、それを抜かせば、おまけとしては結構いけます。

 そうだ、照星の調整が判りにくくて困りました。ちょっと傷つけてしまいました。
  でも、全体としてはまあまあ良い銃ではないでしょうか。何よりもかっこいい。お薦めと言っても構いません。

 で、こちらはKTWの掘り出し物ページで見つけました。現在は製造していないらしく、今更流通に出せないからSP2340とセットにして、それぞれの予備マガジン付きで安売り通販にしたという物。実はネットで評判が良かったので、そういうことならと慌てて衝動注文したのです。もちろん、貴方がこれを読んでいらっしゃる現在どうなっているかは判りません。
 まあ、上のに比べて安っぽいのは仕方ないんですが、後ろの赤いポッチギミックはちゃんと再現されています。ただ、ハンドこッキングって、どうしてこう、コックが固いんでしょう。別に圧搾空気の為とも思えないから、間違い防止なのかな。でも、実はこれ、引き金がとても軽く、一度コックしてしまうと、暴発しやすいんですよね。
 集弾性能や力はまあまあかな。上のガスガンに比べて弱いんですが、遠くから撃つつもりはないので困っていません。それよりも、弾が照星より大部上に行ってしまい、調整が利かないのが困りもの。癖を知らないと、外れます。

 でも、手に入れるなら貴方、今のうちですぜ。

 ということで、リヴォルヴァー派の私がオートマチックに興味を持ってしまいました。まさか、スプリングフィールドを注文することになるとはなあ。

宇宙暦40年6月4日


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