コルト・シングルアクションアーミー第一世代 アーティラリー


 しかし私もこれが好きだなあ。アーティラリーだけで、ガスガンモデルガン合わせて、四丁目だもん。元々マカロニウェスタンが銃の出自なんで、こうなるんですよね。
 とは言うものの、これはちょっと違うんです。これはシングルアクションアーミーの第一世代で、過去御紹介したのは、同じタナカワークス社製でも(多分)第二世代という方。こちらは握りが厚くてネジ穴がなく、シリンダーが外れないのでガスを入れるのにアダプターが必須(ちゃんと付属しています)。更に排莢機能を使用した弾込めの仕掛けを持たないので、直接入れなくてはなりません。故に、六発撃ったらローダーがいります。
 で、握りに御注目。蛇の模様がありますよね。これはクリント・イーストウッドが「夕陽のガンマン」とかで使っていたもので、要するに発火モデルガンに着けるつもりでここだけ買ったら第二世代に合わなかったので、急遽というか何というか、第一世代も買ったというお粗末。
 ただ、そんなもんなので、私の出自のマカロニウェスタンにぴったりです。もっともお気に入りの銃になりました。ニッケル鍍金メッキは映画と違うけど、何か綺麗だし、そもそも黒や銅では、今まで持っているのとますます同じになってしまいます。ずっしりと重く、撃ち応えも良し。
 でも、命中率は少し悪いかな。まあ、お座敷射手としては、少なくとも的の外に飛び出なければ充分なんすけどね。当り難いのは、実は銃眼に溝がなく、照星を合わせづらいというのもあるし。

 ところでこれ、私が悪いというか、ローダーが欠けていた為プラスチックのゴミが入ってしまい、買ってすぐに故障しました。それで店に持っていったのですが、思いの外早く返ってきた上、修理代も無料。タナカ様々です、はい。

宇宙暦51年7月5日


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