H&K USPコンパクト 特務機関ネルフの拳銃


 こいつには苦労させられました。

 メーカーはSUS、ハンドコッキングのUSPです。これを買った理由は、

  1.  エーステックのトレーサーで光る弾を撃つのが面白いが、ブローバックの銃ではガス代がかかる。
  2.  ネットフリックスでエヴァを見ていたら葛城ミサトが銃を預けるシーンが有り、検索してみたらH&K USPというらしい。
  3.  となると、ネルフのマークを自分で付けたいが、改装するには高い銃は怖いし、上記のガス代のこともあるしでハンドコッキングが良い。
  4.  東京マルイのハンドコッキングUSPにはサイレンサーのアダプターがないらしい。
  5.  検索すると、SUSから出ていた。これには14mm逆ネジのアダプターも付属しているとのこと。

 ということなのですが、通販ではあちこち品切れで苦労しました。漸くアマゾンで見つけたんですが、レビューの評価は別れてます。まあ安いし、自分で色々手は入れる訳だから、と思って注文しました。
 やっと手に入れてみると、結構重量感はあるのですが、やはりプラスチック感は否めません。どちらにしてもネルフのマークを付けたかったので、まずは全体にメタルブラックのスプレーをかけます。ただ、透明なインクジェット用のデカールでは、黒地に貼ってもうまく模様が見えない。白地のデカールを使っても、どうもうまくいきません。試行錯誤の末、銃身に白を塗った上から透明シールを貼り付けるのがいいと判明。その後につや消しスプレーをかけるといい具合になりました。これ、レビューにもあったんですが、自分で手をかけると化けますね。

 もう少し手を入れたのは、まず安全弁の所。実銃にある「SF」の刻印がない。白く塗ってシールを貼ります。
 もう一つは照準で、ただ丸く彫ってあっただけなので、白く塗った後、暗い所で見易くする為、夜光塗料を入れました。もっともこれは、効果は余りありませんでしたが。

 撃った感じは、

  1.  コッキングはSIG SP2340程重くない。
  2.  集弾率はやや甘いが、P99のようにサイレンサーの中に当たることはない。
  3.  ガス銃に比べてややヒョロヒョロ飛ぶが、一応標的の紙に穴は空けられる。
  4.  故に、御座敷射撃で2、3m先の的に当てる分には充分。
  5.  あ、あと、H&Kの刻印はありません。拘るなら問題ですが、エヴァに映っている銃はそんなもの全然見えないから気にしない、っと。

 ということで、光弾で遊ぶには最適の銃と言えそうです。何より安いし、エヴァごっこも出来るからなあ。
 本当はレーザーサイトも着けたい(サバイバルゲームでは禁止されていても、私のように家で撃っている分には問題なし)のですが、マルイのには装着できるレールが駄目みたいです。此処は残念な所。モジュール注文して、自作すべきかも。

宇宙暦51年8月31日



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