フィットビットのトラッカー、所謂スマートウォッチ、歩数計や血流計が付いていて体を管理する物。もっとも最近のスマートウォッチは、こういうのが多いのかも知れません。
 元々は、妻が余りにも携帯電話の着信に気が付かないので、下記のアルタを買ったのです。そうしたら上記のような機能があるのを知り、私もチャージを手に入れました。本当は、腕に時計を着けるのは嫌いで、以前は懐中時計を愛用していた位なのですが。
 ところがこれが、ダイエットに効果的なんですね。糖尿病で入院して痩せねばならなくなり、かなり本気で挑む破目になったのが、この時計と連動するソフトがカロリー管理に実に便利。ダイエットの難しい点って、実は意志の強さが必要とかじゃなくて、きちんとしたカロリー記録の面倒臭さにあります。あ、それも意志の強さか。つまり、毎食のカロリーをきちんと計算して、一日の状態を管理しなくてはならない。最近は色々な食品や食堂のメニューにもカロリーが書いてありますが、それを足し算して一定量に保たねばなりません。その為に、コンピューターは一番の道具なのです。この時計の連動ソフトは、そこが簡単に出来ます。何しろ買い物の度にちょこちょこっと計算してスマートフォンから入力していけば、その場で合計値が出るのですから。
 実は、こうしていけばその日の余りカロリーも判るので、ちょっとした間食も購入出来ます。つまり、許容量が判るので、逆にダイエットが続け易い。私も妻も、これを導入してからみるみる標準体重に近付き、血液検査の結果もお医者さんから褒められる程になりました。
 それでしばらくは満足していたのが、やがてもっと機能が欲しくなって、イオニックとヴァーサに取り替え。何と言っても、画面にカラー写真等が出せるのが嬉しいですね。やがて二年余り経って、グーグルホームに対応とかのセンスに手を出したのですが、今の所未対応なのにはがっかりしました。仕方なく、取り敢えずはそのままイオニックと同じ使用法で行っています。

 此処で下に比較を並べますが、腹が立つ話が一つ。も前にこちらに書いたことですが、それぞれの読み方が判らないのです。英語表記をそのまま日本語の中に書いてしまうからです。手を抜かずに片仮名にすればいいのに。これでは店で買う時も、店員さんに何と言えばいいのか判りません。したがって、下の表記は正確かどうか判らないことを御了承下さい。

 
センス(Sense
 丸っこい感じ。グーグルアシスタント対応を語るも、今の所(宇宙暦52年10月現在)は未対応。バンドは付け替え(純正のは嵌め難いです)。
イオニック(Ionic)
 角張っていてごついので、妻は避けた。一番重いと思ったら、付け替えていたバンドのせいでした。
ヴァーサ(Versa
 妻の物。丸っこく女性向きか。
 左がチャージ(Charge)
右がアルタ(Alta)
 正直、違いはよく判りません。一応チャージが私、アルタが妻のものです。小さくて軽いけど、画面が素っ気なくなるのは仕方ありません。それぞれの使い方次第でしょう。

 以上です。
 他に雑感を書くと、
    ・ 「あれのカロリー、どの位だったっけ」と家族に訊かれて、すぐに判る。
    ・ 水の量の記録が簡単に出来る。
    ・ 色々なソフトを転送して使える。
 もちろん、問題点もあります。
    ・ 体重の記録は手入力。体重計と連動してくれればとも思うのですが、対応し切れないというところでしょうか。基礎代謝の計算に使うんじゃないかとも思うし、見るのも大切なのでしこしこ入れてます。
    ・ 通知の振動強さは調節出来ますが、もう少し強く出来てもいいかも。
    ・ 転送出来るソフトの説明が翻訳されていない。
    ・ フィットビットペイとやらは、現状、日本では対応が少な過ぎる。日本語の説明は二年前から付いているのに。
    ・ 音楽再生だの何だのは、使っていないのでよく解りません。すみません。

 いずれこういうのって、インプラントで体に埋め込むのかな。サイボーグですね。
 ということで、やはりダイエット器具としては最適というところでしょうか。


 その後ですが、現在、グーグルホームに対応しています。ただし、ルーティンが使えません。これでは役に立たない。あと、スイカが使えるのは電車に乗るのに便利ですが、右手に着けないと改札が通り難いですね。利き腕設定をちゃんとしないと、誤計測します。