バイオハザード――アンブレラ社のマーク

　宇宙暦５２年、世界はコーヴィッド１９という大変なバイオハザードに見舞われています。私なんかはせいぜい楽しみが無くなる程度ですからまだ良い方で、健康面、経済面で困っている方々が本当に多くいらっしゃいます。まずは、一刻も早く終息することを祈るばかりです。ということで、こんな物やこんな物やこんな物を作ってはみましたが……。
　どうも外に出る時はマスクが欠かせなくなっていまして、私も常に携行しています。ところがこんな状態だと品薄になってしまい、手作りの人も現れています。そうすると、ファッションとは言わなくとも、何か個性的な生地を使ったマスクも登場する訳で、私も布まではともかく、ちょっとしたマークを作ってみました。

　さて、バイオハザードといえば、カプコンのゲームです。ここに登場する警察系特殊戦術および救助部隊スターズ（Special Tactics And Rescue Service）、兵器開発会社アンブレラのマークこそ、この事態に相応しい。何しろ、バイオハザード対策専門の部隊ですから（あれ？　でももしかして、アンブレラって元々の災害の原因でもあるのかな。ま、いいか）。

　これはまず、傘のマークをコンピューターで刷ってから、それを型紙にして粘土で作りました。ただ、最近、百均の磁石が結構いいことが判ったので、それを仕込んであります。こうすれば、布に穴を開けずに装着出来ます（右が裏面）。マスクと一緒に写っているのは、スターズのサムライ・エッジ「改」です。上の写真の様に、暗い所で光ります。銃を構えて撮影してみましたが、みっともないから掲載は見送ります。

　どうか、一日も早く、事態が終息しますように。

　付け足しです。

　実はその後一回失くしてしまいまして、それはすぐ見つかったのですが、久し振りに晴れ間が出て来たので、紫外線硬化樹脂でコピーを取ってみました。型取材も含めて、百均は宝庫ですね。
　ということで、小さな物なら無限に作れ、今度は粘土じゃないので水にも強くなりました。透明度もいい感じです。こうなると、銀粘土で作ることも出来る訳なんだよなあ。ただ、あれは扱いが結構難しいし、ううむ。

工作室に戻る