ソーコムMk23


 エアコッキングの銃は安くてガス代がいらず、気温の影響を受けずに連発出来るので好きです。まあ、撃つ度に手で引っ張らねばならず、大抵力が要るのですが、それは仕方ない。思えば最初に買ったのもこのタイプでしたが、あれは何て名前の銃だったのかなあ。随分前に壊れちゃったので、最早判りません。
 ということで東京マルイソーコムMk23ですが、これは何かのアニメに出ているとかそういったことではなく、前に御紹介したUSPコンパクトが壊れちゃったというか、分解に失敗して駄目になっちゃったので代わりを探してたんです。エーステックのトレーサー(あれ、カタログに見当たらない。これが一番近いけど、私のには「」が着いてないんですよね)を装着して撃つ為。このトレーサーは赤の弾にも使えるんだけど、赤って人間の可視範囲の端っこなので、ちょっと明るいと見えないんです。緑は綺麗に筋を引くんですけどねえ。
 で、お座敷射撃の私としては、部屋を暗くする必要があるわけで、今度は的が見えなくなります。それで的には夜光テープを貼ったのですが、銃の照準の方はやっぱり見えません。そうしたら、世の中にはレーザーを使って照準を合わせるライトがあるんですね。サバイバルゲームなんかではまずいそうですが、家で撃つ分には問題ありません。そこでハートフォードビームフォードeを購入しました。ところがこれ、一旦取り付けると、おいそれと他の銃に付け替えられません。色々と調整が面倒なんです。だから、専用の銃を決める必要があります。赤い光弾はその銃専用にします。緑の方の弾なら昼でも見えますから、トレーサーを付け替えれば他の銃でも問題ないわけです。
 となると、今度の問題は14mm逆ネジになります。ガスガンなら沢山あるんですが、エアコッキングでは消音器を着けることが余りないらしく、アダプターが珍しいんです。壊しちゃったUSPコンパクトがその数少ない一つだったのですが、既に市場に出回っていません。ようやく見つけたのが、これだったというわけです。
 右が、トレーサーとレーザーを取り付けた状態です。暗くしてこれを撃つと、レーザーを追い掛けるように光の筋が飛び、何だか光線銃レイガンを扱っている気分になります。ただ、たまに飛び方がずれて、トレーサーの内部に跳ね返ることがあります。説明書には、始めのうち、内部の油の影響でホップの掛り方が安定しないことがあるとありますので、その為かも知れません。ただなあ……。
 もしかするとこれ、分解したせいかも知れないなあ。写真では判らないんですが、艶消しスプレーを掛ける為に一回バラしたんです。エアコッキングって、どうしてもプラスチック感が出て安っぽいんですよね。艶消しを掛けるとそれが消えるんですが。まあ、今日は安定してるみたいだから、やっぱり油が原因かな。そうだといいな。

 ところで左の写真、真ん中あたりにバイオハザードのアンブレラ社のマークが着いているのが見えますでしょうか。これは中に磁石を仕込んで自由に取り外しが出来るようにしたものです。本当はサムライ・エッジにこれが出来ればいいのでしょうが、高い銃には気軽に手が入れられない。その点、USPもですが、エアコッキングは安いので助かります。

 ともあれ、気軽に撃つにはいいと思いますです、はい。

宇宙暦52年9月23日



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